分離運動がすすまない

概要
肩なら肩、手首なら手首など分けて身体を動かすのが難しいのはある部位を動かそうとすると他の部位も力が入ってしまったり一緒に動いたりしてしまうからです。そのため分離した運動の獲得がなかなかすすまないのです。
治療
麻痺のあるお子さまでは、手を動かそうとすると足や体にも力が入ってしまうことがあります
これは、脳の中で“動かす指令”がまだ整理されておらず、
全身がひとつのまとまりとして反応してしまうためです。
GLITTER式トレーニングでは、
まず“余分な力が入っている部分”を特定し、
筋肉だけでなく、関節・皮膚・骨・感覚のつながりを整えながら、脳がここだけ動かすと認識できるように導いていきます。
力を抜く → 支える → 分けて動かす
という3段階で、本来の動きを脳と体に再び覚えさせていきます
