障がいのある子どもたちは動作に努力が必要、姿勢保持が困難など、
運動獲得に対して多くの阻害因子があります。
その原因の1つに筋緊張の調節が上手く出来ない事があります。
緊張を調節することが難しいと、運動の妨げや関節の動きを制限します。
それにより筋肉が短くなったり関節の拘縮が起こります。
その状態で成長すると運動獲得が困難なのはもちろん変形や側弯などの原因になり、
成長と共に出来ていた事が出来なくなるなどの二次的障害の原因にもなります。
思うように手足を動かせないので上手く使える筋肉だけを使い、本来使う必要のある
筋肉は使わず動いています。使える筋肉が少ないため、筋肉を突っ張った状態で(痙性)
姿勢の保持をするので床との設置面も少なくなり安定しません。そのためどんどん
緊張が強くなったり変形したりします。運動麻痺により支える力はどんどん
弱くなります。
GLITTER式トレーニングはGLITTER式マッサージGLITTER式はり治療の要素は
もちろん子ども達の持つ力を引き出す+引き上げるものです。
GLITTER式トレーニングは子ども達の運動獲得を阻害する因子である筋緊張や
低緊張など筋肉の問題はもちろん関節、骨の変形に対して治療していきます。
筋緊張を緩め、身体を動かしやすくします。体幹の筋など使えていない弱い筋肉も
強化していけるので姿勢も安定します。
整える、筋強化を繰り返す事で子ども達は自分の持っている力以上の能力を発揮します。
スタジオGLIITERはGLIITER式トレーニングを
行うために作られた施設です。
障がい児のお子様のために、安心してトレーニングを受けられる施設となっています。様々な遊具も置いてあり、お子様も楽しみながらトレーニングを
受けることができます。
特殊な電気制御装置を使い深層の筋肉まで緩めます。エビデンスをもとに障がいのある子ども達専用に波形を調整するので安全かつ効果的なブログラムです。
股関節や足関節、頭蓋骨など骨や関節の崩れや歪みの治療をします。
姿勢制御や内臓の運動に関わる筋力も強化します。筋肉と共に内臓も動く事で自律神経の調整や便秘や不眠の改善等相乗効果も期待出来ます。
※抗重力筋とは?
地球の重力に対して姿勢を保持するために働く筋肉のこと
弱い部分を装具を身に着けて補い、身体イメージの獲得を目指します。
もともと人間の身体の細胞は、特定の周波数の微弱な電流を発しています。そこへ同じ周波数の電流を流すと、
共振現象が起きて細胞が活性化されます。
GLITTER 式トレーニングでの電気刺激の場合はまるで自分で筋肉を
動かしているかのような感覚を脳へニューロフィートバッグさせ、神経回路を効率的に作ることが出来るのです。
脳に障がいを持つ子ども達の多くが、筋肉の緊張具合を司る脳のスイッチが常にONになってしまっています。
そこへマイナス(陰極)の電流を流すことで、電極固有の特性によって一時的にスイッチを
OFFにすることが
できるのです。GLITTERで使用している電気刺激装置はこうした電極特性をしっかり反映させることが出来ます。
電気で神経、筋肉へ刺激を入れる事で、自分の意識とは関係なく、体幹筋などを意識する事が可能です。
繰り返し行う事で、身体と脳を結ぶ神経回路が作られ、筋力を強化する事が出来るのです。
GLITTER式トレーニングで行う電気治療は鍛える事が難しい脊柱周辺の深部の筋を強化す事や中枢神経に
対してもアプローチする事が可能です。
GLITTER式トレーニングで使用する電気装置機は、整形外科や接骨院などで使用している
電気治療機器とは異なります。
子ども達が安全に効果的にトレーニングを受けていただけるように、
電圧、電気波形を調整しております。そのため重度心身障害のお子様やてんかん発作が頻回なお子様、
医療的ケア児も安心してトレーニングを受ける事が可能です。
股関節を支えるうつわが小さい、屋根が未発達などから股関節の亜脱臼や脱臼を予防するため負荷をかけ屋根を育てる必要があります。ただ股関節の位置か悪いまま負荷をかけても負担になるだけです。股関節を正しい位置にして負荷をかけることで骨の成長を促し脳へも正しくフィートバックされます。
足関節はとても複雑な関節で、骨・靭帯・腱、そして筋肉を張り巡らせてできています。
子ども達は筋力もなく緊張を入れてしまうため、とても崩れやすい関節です。
身体を支えるとても重要なところなので、正しい形に整えず立位をすると側弯等の原因にもなります。
頭の形を整える事で学習スペースが広がり自律神経の調整、運動の獲得にもつながります。
人は直立姿勢を取るために抗重力筋が発達しました。直立姿勢だけではなく、
手指の動作、口腔機能の発達にも抗重力筋の強化はとても重要です。
筋力が弱いと座位や立位の持続的な姿勢保持も困難になり側弯などの原因にもなります。
寝たきりの重症児でも寝返り、四つ這い、座位保持に必要な体幹の筋力トレーニングを
行うことは重要です。
GLITTER式で整えられた身体を装具により保持し、可能な限り正常な運動を学習することが発達には大切です。中枢神経系、主に小脳が関与し、繰り返えし学習され、フィードフォワード制御によりそれが可能となります。
歪みのない正しい身体、弱い部分を装具で補い、運動の精度を向上させるため運動イメージを想起させます。運動イメージを想起すると、中枢神経系の運動制御に関わる運動領野が賦活し、運動イメージが成熟します。それによりミラーニューロンシステムの強化をも期待出来ます。身体機能の向上、運動の獲得で装具は卒業していきます。
子ども達は脳の損傷などのせいで、自分ではなかなか緊張を緩めることができません。筋の過緊張が運動獲得、
動作練習を進めていくのに重大な阻害因子となります脳が学習する(神経回路を作る)為には、筋肉などの繊細な変化を脳で認識できるようにしなければいけません。
そこで、GLITTER式トレーニングでは学習と記憶を司る中枢神経を含めた脳内の多重ネットワークを活性化し、
マッサージに加えて電気で刺激をして、筋肉をプニュプニュに緩めていきます。筋肉が緩んだ状態を子ども達に
経験させることで、その情報が脳にフィードバックされ、緊張を緩めやすくなるからです。
子ども達には、まだ身体を動かすのための神経回路が出来ていません。また、仮に回路が出来ていても、
配線が間違っていることもあります。実際には脚が2本あるのに、脳が誤って1本しか無いように認識しているせいで、自分では脚を左右別々に動かせないことがあるのです。そこで、刺激を感じとるセンサー(感覚受容器)が多い身体の部位や、脳内マップで大きな領域を占める部位から通電しつつ、他動的に身体を動かしてあげることで、効果的に脳に新しいパターンをプログラミングしていきます。これを繰り返すことで、脳内や脳と神経筋を繋ぐ回路が構築・強化され、自分の意思でも身体を動かしやすくなります。
座ったり、立ったり、歩いたりするためには、姿勢の安定が不可欠です。姿勢を安定させるためには、胸郭の扁平化や回旋、股関節の安定性がない骨盤の回旋、後傾など骨盤周りの足関節の安定性などの問題があります。姿勢の直立化には踵の設置がとても重要です。ところが、脳に障がいのある子ども達は身体を十分に動かせないため、筋力が弱かったり、筋肉量自体が少なかったりします。
まずは身体のアライメントを調整し動きやすい土台を作ります。
四つ這いやハイハイをするためには手の支えが必要です。四つ這いの姿勢からつかまり立ちをするのには骨盤の動きや柔軟な背骨の動きや体幹の安定、足の筋力も必要です。このように発達には一定の段階があり、その段階ごとに必要となる筋力やバランス感覚、柔軟性などが異なってきます。
そこでスタジオでは、その子の発達段階や身体の状態に応じて不足しているものを補う様々なトレーニングを行い、目標とする動作を獲得しやすいように導いていきます。ただし、トレーニングと言っても辛かったりつまらなかったりするものではありません。やらされているだけ、無意識にただしているだけでは結果は出ないからです。GLITTER式は子ども達が意識してトレーニングする事が可能なプログラムになっています。
そして、子ども達のやる気のスイッチが入るように、たくさんの楽しいエッセンスもプラスしています!
子ども達は元々、身体を動かしたいという衝動を持っています。骨格調整でアライメントを整え、筋力強化をして
いくことで身体が動きやすい状態になり子ども達は動きたいように動くことで色々な発見をします。決まりきった形ではなく、自由にランダムに様々な
形で動くことで脳に豊富な情報が与えられ、学びが深まります。そして自分でやりたいように動くことで、脳は
活発に神経接続を増やすのです。スタジオには、ブランコや滑り台、ボールプール、バランスボール、ストレッチ
ポール、身体を包み込む特殊なクッションなど、様々な遊具が置いてあります。
遊びたいように遊ぶこと、それが脳の発達には大切なのです。
週1で浜松からトレーニングに来てくれてるR君(^^)はじめて会った時は、寝たっきり、緊張が強くずっと泣いていました…。
くびもふにゃふにゃで支えてあげないと抱っこもできませんでした。
それが、 スタジオでのトレーニング数回で何とくびを自分で持ち上げれるように!!お母さんからうれしいメッセージと写真(*^^*)
「最近はいろんなことが出来るようになり、ドクターやPTから誉められっぱなしです\(^o^)/」とお母さんがうれしそうに話してくれ
ました♪ドクターはR君の成長に涙を流して喜んでくれたそうです。
毎週、スタジオに来るのが楽しみです。どんなmiracleが起こるのか今からわくわくします☆と笑顔で話してくれるお母さん!
スタッフ一同、同じ気持ちです。
半年前は立位の姿勢をすると緊張して踵が床につかず、支えがあっても上手に立位の姿勢がとれなかったTちゃん(*^^*)
マッサージとスタジオで頑張りました~。今では踵はしっかり床に着き、少しなら支えなく立つことができるようになりました♪
入学式までに歩けるようになるといいね(*^^*)「スタジオで出来る事が増えたら、頭もよくなりました(笑)」とお母さん。
スタジオでトレーニングするようになり、漢字が書けるようになりました~!すごいね♪間違えありません!身体の動きがよくなると
頭もよくなるのです★知的と身体!切り離せない関係なのです(*^^*)
毎回、何故か大泣きのKちゃん(^^;ある日のトレーニング後、お座りが出来るようになりました。その後は何となくおしゃべりが出来るように
なりました⤴ 3週間の間にお座りができるようになり、おしゃべりまで・・・!すごいー!Kちゃん急成長!
それからしばらくして・・・トレーニングした後は、踵がしっかり床につくようになりました! 次回からは体幹のトレーニングも強化!
一人で立てるように頑張ります。さらに今では「おいで」と言うと手が出たり、「よしよし」してくれたりします。
ボトックスをやるよりは、電気で様子を見ようと思い始めました。
電気を流すとお腹の調子もよくなり自分でウンチが出せたり、左の手足も柔らかくなり立位もだいぶしっかりしてきました。
途中、2ヶ月くらいお休みの期間がありましたが、久しぶりに電気をやると、やっぱり手足の柔らかさが出てきて立つのも歩行器で歩くのもしっかりして、RYにはあってるなぁ~と思ってます。
最近では、歩行器で歩くのが学校の廊下を休憩せずに長い距離を歩けました、と先生に言われました。筋肉がついてきたのだと実感してます。
電気治療をしてから1年半経ちました。肩周りが硬く腕が上がらなかったのですが、電気をあてながら伸ばしてあげると本人も自分で「ここまであげられるんだ~。」と勉強して普段の生活でも手が伸ばせる様になりました。
歩く為には骨盤がまだ弱いのでそこも強化してもらっています。
大きな麻痺は無いのですがてんかんが酷くて大きな刺激では無いと気がつかない子なので(笑)電気刺激は我が子にとって身体に気がつかせて脳にフィードバックさせてるのはピッタリだと思い治療を続けています。
青山先生もスタッフの方も、とても熱心で子供達に愛情ある方なので
頼もしい味方です。ジムに行くたびに元気と勇気をもらっています!
通い始めて1年半になるんですね~。毎回Mも楽しみにしています。
まず初めてパットとグローブをしていただいた直後、姿勢が良くなったことにびっくりしました。背中が猫背で丸まっていたのが、まっすぐスッキリとなっていました。こんなに目に見えて効果が出るとは思っていなかったので、これはぜひ続けていきたいと通うことを決心しました。
疲れが出たときやしばらく間があいたときは筋肉が硬く、姿勢も悪くなってしまっていますが、それらをリセットしてもらいながら、これからもこれ以上背骨の側弯が悪くならないように、そして姿勢の悪さから他の部分に支障が出ないように、続けていきたいと思います。
たくさんのお客様から
驚きと感動の声を
頂いています
他にもこんなご感想を頂いております!
前に同じようにバランスボールに乗った時と全然違い
ます!首が座り、体幹がしっかりしたのがわかります。
固くて動かなかった左手が上手に使えるようになったし、
身体の動かし方も上手になり幼稚園の先生もビックリして
います!
大腿部を鍛えるようになって、脚が太くなりました。
寝返り、ずり這いの速度が上がり、ますますパワフルです。
目が離せなくなり、嬉しい悲鳴です!
すごいうつ伏せ上手になってました!びっくりしました。
昨日の腹筋とか良かったみたいです
( ^∀^)